こんにちは
WAKARU編集の池田です。
産前によく言っていたことがあります。
「子供を産んでも、夫にはちゃんと“女”として扱ってほしい」
どこかのアーティストが歌っていた
「いつかもし子供が生まれたら世界で二番目に好きだと話そう」
という歌詞に、学生時代からあこがれたものです。
夫とは付き合いが長く、もう10年以上一緒にいますが、
私たちなら大丈夫!となんとなく思っていました。
ところがどっこい現実はそう簡単にはいきません。
風呂あがりに
全裸で逃げ回る息子を追いかける全裸の嫁が目の前を横切り、
履き心地を重視したシームレスのパンツや
色気のないブラトップがひらひらとベランダに干される日々…。
色気なんてものは陣痛室に置いてきてしまった妻。
そんな私はもはや「“女性”ではなく“おかあさん”」なのです。
悪いのは自分。
それもわかっているのですが、家事育児に追われる毎日でやはりどうしても優先してしまう「楽さ」。
「わかる」と共感してくれる方も少なくないのではないでしょうか。
イラスト:MAYOMI