お金

損しないための“妊娠・出産”のもらえるお金のお話

当記事は暮らしのあるあるを記事にしていますが、企業から取材費及び試供品・お試し品をいただいた上で記事を掲載しています。また、アフィリエイトやその他広告を活用していることもあります。


こんにちは。

本日は“ママの味方!”WAKARU編集の嫌われまいこです。

 

出産となると何かとお金がかかりますよね。

通院に服や食べ物にも気を使ったりするが、これまでのように働けない…なんて方は多いのではないでしょうか?

実は私もその1人でお金はあればあっただけ嬉しい!知らないともらえないし申請しないともらえない制度が多そうなので調べてみました!!!

 

まず、調べていて感じた事が2つあります。

「働き方で妊娠出産時にもらえるお金が違うこと」

「色々もらえるお金があるが、知らない・手続きをしないだけで損をしてしまう」

 

なんか不親切…。

私なりに調べてみたので参考になると嬉しいです!

 

■働き方で妊娠出産時にもらえるお金が違う

主婦・会社員・フリーランスと働き方によって妊娠・出産時にもらえるお金が違いました。

 

【主婦】妊婦健診費用の補助・出産育児一時金

【会社員】妊婦健診費用の補助・出産育児一時金・出産手当金・育児休業給付金

【フリーランス】妊婦健診費用の補助・出産育児一時金

 

このように、働くママでも会社員ママは出産手当金・育児休業給付金がもらえます。ざっくり計算でも専業主婦の方と会社員ママでは、貰える金額がおよそ200万円違いました。

会社員ママで特に働き方を悩んでいるママは自分がいくら貰えるか計算してみてください!“妊娠なう マナー”という月収から貰える金額を計算してくれるアプリもありました。

 

■知らない・手続きをしないだけで損をしてしまう制度

たくさん制度あるよ!大丈夫だよ!とは聞くもののよくわかってない。今後働けなくなる、会社を休んでしまって給料が減ってしまう不安があるかと思います。

母子手帳をもらう時に役所からたくさん話しされ、資料をもらったが結局私はいつまでに何を手続きしたらいいのだろう。と思った方は多いと思います。

 

そこでもらえるお金と条件、申請時期、申請方法をまとめてみました。

 

出産育児一時金

入院・分娩費にかかる費用を負担してくれる制度

お金:子供一人につき基本42万円

条件:被保険者または家族(被扶養者)が、妊娠4か月(85日)以上で出産をしたこと

(早産、死産、流産、人工妊娠中絶(経済的理由によるものも含む)も支給対象として含まれます。)

 

妊婦検診費の助成

妊婦検診の費用の一部を自治体が負担してくれるのがこの制度

お金:妊娠健診14回分程度の費用

条件:妊娠した人

 

この2つは働き方・収入関係なくもらえるので必ず申請しましょう!!

 

高額療養費

健康保険が適用される医療費の負担を軽減する制度

お金:自己負担限度額を超えた額

条件:健康保険がきく治療をした人で、1ヶ月の自己負担限度額を超えた人

※切迫流産、流産、切迫早産、早産、子宮頚管無力症、妊娠高血圧症候群、前期破水、帝王切開、必要な無痛分娩の麻酔、新生児集中治療室に入るなど

 

傷病手当金

切迫流産や妊娠高血圧症候群などのトラブルで、入院や自宅安静時の生活をサポートしてくれる制度

お金:[日給]×[無給の休業4日目以降の休んだ日数]

条件:健康保険の加入者(ご主人の扶養に入っている方や、国民健康保険の加入者は、その対象とはならなりません)

 

医療費控除

1年間に支払った医療費の自己負担額が10万円を超えたとき、超過分をその年の所得から差し引ける制度

お金:[源泉徴収で前払いした所得税]-[実際の所得税]

条件:家族全員の医療費が1年間に10万円を超えた人、所得が200万円未満で医療費が1年間に所得の5%を超えた人

自分だけではなく家族の費用も計算しておきましょう!

 

失業給付期間の延長

失業保険は「働く意思がある人」のためにある制度ですが、すぐに働けない妊婦や産婦は失業給付を「延長」という手続きをすることで、受け取れます

お金:[基本手当日額]×[90日分]

条件:一定期間以上雇用保険に加入していて退職し、産後再就職するつもりの人

 

退職者の所得税還付申告

妊娠・出産を機に年度の途中で退職をした場合、年末調整を受けられず、所得税を払いすぎた税金が戻ってきます

お金:[源泉徴収で前払いした所得税]-[実際の所得税]

条件:仕事を辞めて再就職していない、かつ退職前の給料から所得税を引かれていた人

 

働きたくても体調や引っ越しなどを理由に退職したママはこの2つは確認しておきましょう!

 

出産手当金

産休中に会社で加入する健康保険から支給される手当金

お金:[日給]×2/3×[産休日数]

条件:勤務先の健康保険に加入している人

※勤務先の健康保険に加入していればパートや契約社員も支給対象となりますが、国民健康保険は対象外です。

 

育児休業給付金

育児休業中に支給される手当金

お金:育休最初の180日間は[月給×0.67×育休として休んだ期間]、

それ以降は[月給×0.5×育休として休んだ期間]

条件:雇用保険に加入していて育児休業を取り、職場復帰する人

 

この2つは会社員ママがもらえる特権ですね。

 

児童手当

3歳未満の子供1人につき月1万5000円支給される

お金:3歳未満は月1万5千円、3歳から小学校卒業までは月1万円(第3子以降は月1万5000円)、中学生は月1万円

※所得制限を超えると子供の年齢に関係なく一律5000円となります

条件:中学3年生までの子供を持つ世帯主

 

乳幼児の医療費助成

病気にかかる事が多い赤ちゃんの医療費について、自治体が全額または一部を助成してくれる制度

お金:自治体による

条件:健康保険に加入している子供

 

児童扶養手当

父母が離婚した児童、父または母が死亡した児童、父または母が一定の障害状態にある児童などの養育者に支給される

お金:[給与所得+養育費の8割相当額-控除額-8万円]

条件:父母が離婚した児童、父または母が死亡した児童、父または母が一定の障害状態にある児童などの養育者

 

未熟児養育医療制度

医師が入院が必要と認めた赤ちゃんに対して、指定の医療機関で入院および治療を受ける際に必要となる医療費を負担する制度

お金:入院費や医療費の全額または一部

条件:2000g以下の子供

 

その他、一般的な助成金よりも特色のある手厚いサポートを行っている地域もあります。

 

今回色々調べた結果もらえる金額も所得や住んでいる場所によって様々なので、住んでいる自治体のサイトで条件に当てはまりそうな制度について調べ、申請のタイミングなど合わせて「妊娠、出産、子育、助成、支援」などのキーワードでしっかりチェックするのが良いでしょう!

イラスト:すずはらだ

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