こんにちは。あるある体験記編集のまるこです。
今回は「面接のコツ」についてです。
私は、新卒採用時にマスコミ業界を中心に就活をしました。
１社あたり５～10回の選考があったため、数多くの面接を経験しました。
ちなみに内定が決まった会社は８次選考までありました。
それらの面接で私が感じた「面接の切り抜け方」について書きたいと思います。
まず、基本中の基本ですが、
・笑顔
・元気
・明るい
・面接官から一切目をそらさない
これらをしっかりと意識しましょう。
明るく笑っていれば１～２次選考なら全部通ったという人も多いです。
意識はしているものの、
「答えにくい質問」や「用意していない質問」をされた途端、
笑顔が消えてしまう人が多いのです。
面接は印象が勝負です。愛嬌がないと何を言っても無駄です。
実際に、内定をもらった会社の上司は
「一次選考は、入室時の印象で99%決めた」と言っていました。
次に大事なのは「自己紹介」です。
一次選考は「一人30秒」しか時間をもらえないこともザラです。
自己紹介で興味を持ってもらえなければ、そのまま終了です。
その会社と関連のあるエピソードや、自分にしかないエピソードがあると強いです。
「オンリーワンな鉄板自己紹介」を用意しておきましょう。
そして、自己紹介は絶対に盛らずに、真実ありのままに話しましょう。
嘘はバレますし、学生に大それたエピソードは求めていませんから素直に話すことが重要です。
次に「変わった質問への対処法」についてです。
私の場合、以下のような変わった質問をされました。
・誰かに似ているよね？
・エビカツとエビフライの違いって何だと思う？
・今日のお昼ご飯、何食べたらいいと思う？
選考が進むと、こういった「事前に回答を用意していない質問」をぶつけられます。
変わった質問が来たときに、大事なのは「愛嬌」と「瞬発力」と「会話力」です。
笑顔を崩さずに素早く回答を用意します。
「笑わせたら勝ち」ということを意識するといいと思います。
面接官は正しい答えなんて求めていないと思います。
私が誰に似ていようがどうでもいいし、
エビカツとエビフライの違いなんてどうでもよいのです。
沈黙を作らず、ニコニコ笑いながら「そうですね～」などと言いながら
10秒以内に答えを出します。
「誰かに似ているよね？」は、
よく似ていると言われる某お笑い芸人さんの名前を挙げると
「あーーーーそうだそうだ！！」と場が盛り上がりました。
その後「モノマネもやれ」と言われてやりました。
全部で３社やらされて、３社とも受かりました（笑）
間違っても「北川景子ですか？」などという身の丈に合わない返しをしてはいけません（笑）
ハマったら盛り上がるかもしれませんが、
滑ったら取り返せないほど空気が凍りつくリスクがあります。
「エビカツとエビフライの違いって何だと思う？」は、
「エビを切り刻んだらエビカツ！一本まるごとならエビフライ！」と返して
「なるほどね～」と言われました。
正しいかどうかはわかりませんが、大事なのは内容よりも「瞬発力」です。
わからない質問にも勢いよく返すとよいでしょう。
なお、どうしてもわからなくて沈黙が続いてしまう場合は、
正直に「わかりません」と言って、次の質問にいってもらう方がよいでしょう。
「今日のお昼ご飯、何食べたらいいと思う？」は、別に何でもいいのです。
私は「今日はとても寒いので、熱々のおでんはいかがですか？」と返して
「あー、おでんいいねえ。何の具が好き？」となりました。
その後はおでんトークをして無事面接終了です。
一瞬頭に過ぎるのは「好きな物、食べたらいいんじゃないですか？」ですが、
間違ってもそんなことは言ってはいけません（笑）。
そんなこと、面接官もわかっています。
答えなんて何でもよくて、「会話力」を見ているのだと思います。
以上が、私の面接テクニックです。
何社も面接に落ちると自信がなくなって、
本来の力を出せなくなる人もいるかもしれませんが、
面接はほんの１０分程度で終わります。
そして内定が出れば、辛かった就活から解放されます。
面接の時間だけは楽しい雰囲気を作る努力をしましょう。
あなたの就活活動が上手くいくことを祈ります。
イラスト：MAYOMI
