こんにちは。あるある体験記編集のまるこです。
今回は「赤ちゃんを叱ったときのお話」です。
現在10ヶ月の娘を育てています。
ハイハイとつかまり立ちでどこに行っても追いかけてくるので(笑)
なかなか目が離せない時期になりました。
先日、娘が昼寝をしたタイミングを狙ってささっとトイレに行ったのですが、
戻ってくると娘が起きていて、机の上に置いていたコーヒーカップに
手を伸ばしていました。
「あーーーーーー!!!!」と大声を出しましたがもう遅い。
娘がコーヒーカップを倒し、机も床もコーヒーまみれに・・・(T_T)
慌ててコーヒーカップを拾い、タオルで机と床のコーヒーを拭き取り、
タオルを洗濯機に入れ、洗濯機を回して「ふーーー」っと一息ついた私。
ああ、冷めたコーヒーでよかった。
子供が眠っていたとしても、目を離すときは、
飲み物は手が届かないところに置くようにしないと。
などと反省しつつ、
ふと横を見ると、娘が「あれ?私なんかした?」とオロオロした顔でこっちをみています。
床を拭いてタオルを洗濯機に入れようと歩いていると、
娘もオロオロ顔でリビングから洗面所までずっとついてきます(笑)
・・・あー可愛いなあ。次から気をつけないとなあ。
・・・ん?待てよ。こういうときって叱った方がいいんだっけ?
・・・でもコーヒー置いておいた私が悪いしな。
・・・でもやっちゃいけないことをしたときは赤ちゃんでも言った方がいいよな。
などと迷い、オロオロする娘に一言「コラッ!」と言いました。
すると、娘は「ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひーーーーん。
うええええええええええええええん。」
とまるでアニメのようなしゃくりあげる泣き方で号泣しました。
普段そんなに激しく泣かない子なので、
「トトロのメイちゃんみたいな泣き方だな。こんなに泣くの初めてみたかも…」
などと冷静に思いつつ(笑)、「はいはい、もう怒ってないよーー」
と抱っこして泣き止ませました。
あやすこと10分、ようやく娘が泣き止んで笑顔をみせました。
赤ちゃんと言えど、
「怒られた」というのはちゃんとわかるようですね。
赤ちゃんを叱っても、本人は何に怒られたかなんてわからないと思いますし、
親は泣き止ませないといけないのでかえって大変だったりするのですが、
それでもやっぱり駄目なことは駄目だよとちゃんと伝えようと思ったエピソードでした。
イラスト:すずはらだ