現在、世の中には多くの企業がそれぞれ顧客のニーズに合わせて、
商品企画・開発を行っています。
そんな数ある会社の中でも持ち前の企画力と製造力により、
非常に独自性が高く、顧客の理想を叶えるような商品展開を行っている会社があります。
それが、株式会社東亜産業です。
東亜産業では幅広い分野で生活に欠かせない製品づくりを行っています。
今回は、独創的な製品から現代において需要が増えている衛生用品まで、
幅広い商品ラインナップで生活に豊かさを与えてくれる
「東亜産業」という会社についてご紹介していきます。
商品について知りたい方はもちろん、
最近話題になった社会貢献について知りたい方もぜひチェックしてみてください。
Contents
東亜産業の製品が私たちの生活を支え、豊かにしている？
東亜産業が生み出している製品はどのように私たちの生活と関係しており、
豊かにしてくれているのでしょうか？
まずは東亜産業の製品を一部ピックアップしてご紹介していきます。
非接触式電子温度計「アイメディータ」（TETM-01）
非接触タイプの電子温度計です。
3秒以内で素早く熱が測れます。
画面の確認がしやすい大型LCDディスプレイに加え、
高精度バックライトを採用しています。
無音で測定ができるサイレントモードが搭載されているため、
眠っている赤ちゃんに使っても起こしてしまう心配がありません。
ウイルスシャットアウト（現在は製造中止）
首にかけるだけの除菌ブロッカー。半径1mの空間を除菌する商品です。
有効期限は30日ですが、二酸化塩素を発生する仕組みになっており、除菌効果も期待できる製品です。
風のない屋内で有効です。
詳細は、こちらの記事にも書いてます。
エタノス除菌スプレー
サッとスプレーするだけでウィルスを除去・除菌できるスプレーです。
リビングやキッチン、トイレ、寝室など多様なシーンで使えて、
銀イオンにより消臭効果もあります。
清潔な生活空間をキープしたい方におすすめの製品です。
ハンドジェル
ジェルタイプなのにべたつかず、さっぱり使えるハンドジェルです。
アルコール入りジェルで手指を洗浄するため、
オフィスや公共施設などの環境でも手を清潔に維持できるでしょう。
500mlの大容量サイズは、家族みんなでたっぷり使えます。
ポケクリン
ネーミングが可愛いすぎる携帯用ハンドジェルです。
お出かけ時の手や指の洗浄にちょうどいいグッズは、
車の中や食事時など様々なシーンで活躍します。
バッグに忍ばせておくと、何かと重宝するでしょう。
COOL&BLOW
東亜産業では以前から首掛けファンを製造してきましたが、
今回登場したCOOL&BLOWはただの首掛けファンではなく、
首すじを冷やす冷却プレート付きの首掛けファンです。
首には大きな血管が通っており、
しかも体表近くに血管があるため全身を効率的に冷やすのにもってこいの場所です。
そんな首元をファンの風だけでなく、
セラミック製の冷却プレートを使って冷やせるので
体を冷やしたい時にピッタリな首掛けファンとなっています。
ポケソープ
手は洗えるけどハンドソープがないといった時におすすめなのが、ポケソープです。
ポケソープはまるで紙のような形状で、
1回1枚使い切りタイプのハンドソープとなっています。
軽くて持ち運びに便利なサイズ感なので、
外出時にしっかりと手を洗いたい場面で活躍します。
特にレジャーや旅行、防災アイテムとしての活用もおすすめです。
アイリフグラス
目元を温め、振動で癒してくれるアイリフグラス一番の特徴は、
可視式グラスになっていることです。
目を癒しながらも本やテレビを見たりすることができるので、
生活の中で邪魔になることがありません。
また、振動は調整が効くので好みに合った強さに調整してみましょう。
CORN
ハンディマッサージャーのCORNは、
首や肩、腰、脚のコリを振動によって解消を目指すアイテムです。
「弱」「中」「強」「叩く」の4種類からモードを選択でき、
自分の好みに合わせて調整できます。
また、海外でも使用できるように電圧100～240Vに対応可能です。
珪藻土バスマット
天然の珪藻土素材を使用したバスマットは、
速乾・吸水・抗菌・消臭の4つの効果が期待できるアイテムです。
薄さ9mmと非常にスリムで収納する際にも便利なサイズ感となっており、
汚れが付いても洗い流したり、付属の紙やすりを使ったりすれば長く使用できます。
eVita
電子タバコのeVitaはニコチンやタールは一切含まれておらず、
禁煙・減煙を目指している方におすすめのアイテムです。
火や充電が不要の使い捨て電子タバコではあるものの、
吸引回数500回と何度も使用できるようになっています。
フレーバーは
バニラ・メントールミント・グレープフルーツミント・ブルーベリー・アップルの5種類で、
気分や好みに合わせて選べます。
カプセル歯ブラシ
東亜産業のカプセル歯ブラシは持ち運びしやすい使い捨ての歯ブラシなのですが、
通常の使い捨て歯ブラシとは異なり1本で5つの機能を果たしてくれます。
1つは携帯用歯ブラシ、
2つ目はブラシに内蔵された歯磨きオイル、
3つ目は歯垢の除去・予防につながるフロス、
4つ目は歯に挟まったものを取り除けるピック、
そして5つ目は歯ブラシの裏側に備わっている舌ブラシです。
歯磨きオイルはすすぎも不要で、
いつでもどこでも歯を清潔に保つことができ、災害時にも役立ちます。
国内外に多数の拠点を持つ、東亜産業の会社概要を紹介
様々な製品を生み出している東亜産業についてもっと深く掘り下げていきましょう。
まずはどのような会社なのかご紹介していきます。
株式会社東亜産業とは、
東京都千代田区外神田に本社を構えており1996年に設立された会社です。
資本金は1,000万円で、令和1年8月期現在の売上高は約60億円にも上っています。
本社は東京都内にあるのですが、
製造会社ということでこの他にも国内にはいくつか拠点が設置されています。
・福岡ロジスティクス（福岡物流センター）
・福岡工場
・久留米工場
・柳川工場
福岡ロジスティクスは福岡工場・久留米工場・柳川工場の物流拠点、
そして海外から輸入される製品の物流拠点になっており、
ここから様々な製品がスピーディーに配送されていくのです。
東亜産業の子会社は3つ存在しており、それぞれ取り扱う製品が異なります。
東和化粧品株式会社
化粧品や医薬部外品の製造を行っています。
SKS株式会社
ニコチンレス電子タバコの製造・販売を行っています。
ABC JAPAN株式会社
医療機器の製造・販売を行っています。
この他、海外にも協力会社や工場を持っており、
私たちの生活を支える豊かで独創的な製品を作り続けています。
独自の物流拠点も設けているため、
製品を素早く届けられるようになっていることも分かりました。
幅広い分野で活躍する東亜産業の特徴とは？
幅広い分野の製品づくりで売上を伸ばす東亜産業ですが、
そもそも東亜産業はOEM・ODM事業に力を入れている会社です。
- OEM（Original Equipment Manufacturing）・・・他社ブランドの製品を製造
- ODM（Original Design Manufacturing）・・・他社ブランドで製品の企画から設計、製造までを担うこと
東亜産業は、委託者はもちろんその先の消費者が毎日でも使いたくなるような、
高品質な製品づくりを徹底しています。
また、東亜産業のOEM・ODMには3つの強みが存在します。
一貫したサービスの提供が可能
東亜産業には商品づくりから販売までの一貫したサービスを提供できるように、
商品開発部やデザイン部、品質管理部、営業部などの各部署が揃っています。
一般的なOEM・ODM事業では商品の企画・開発はA社、製造をB社、販売をC社、
というようにそれぞれの行程を別会社へ依頼するケースも少なくありません。
特に企画・開発・製造までは一貫していても、
あとは商品を納品するだけで営業・販売まで任せられない場合もあります。
東亜産業ではすべての行程をワンストップで賄えるように、各部署を設置しているのです。
消費者の幅広いニーズに応えられる
トレンドは常に変化しており、
消費者のニーズにいち早く対応することが重要となってきます。
東亜産業はOEM・ODM事業において消費者の幅広いニーズに応えられるよう、
様々な分野の商品開発・製造に携わっています。
上記で東亜産業が手掛けた製品をピックアップしてご紹介してきたことからも分かるように、
あらゆる分野の製品を開発・製造していることが分かるでしょう。
基本的には日用家電や化粧品、医薬部外品、食品はすべて自社工場で製造することが可能です。
製造拠点が多く、スピーディーに対応できる
現在日本国内に3ヶ所、中国国内に7ヶ所の自社工場・協力工場を持っています。
製造拠点が多いということは、
顧客が希望する納期やコストにある程度合わせられるというメリットがあります。
コロナ禍に見せた社会貢献に世間が注目！
独創的かつ高品質な製品づくりにこだわる東亜産業は、
コロナ禍の状況である行動を見せ、世間から注目を集めました。
それが、マスクなどの衛生用品の配布です。
東亜産業では現在マスクの製造を行っていないのですが、
約5年前に中国の工場でマスクを製造していました。
コロナの影響でマスクが品薄状態になる可能性を考えた東亜産業の社長は、
2月頃からマスクの製造を再開し、寄付用として約50万枚ものマスクを作ったのです。
3月には50万枚のマスクを製造し、その後も随時工場を稼働させてマスクを作ってきました。
このマスクは名古屋や広島、佐賀、東京、北九州市、福岡へ寄付されています。
特に大規模な寄付となったのが東京と福岡です。
東京ではマスクを100万枚とアルコール入りハンドジェル5万本を寄付し、
福岡でもマスクを20万枚寄付しています。
東亜産業では販売用のマスクは現在も製造しておらず、すべて寄付用として製造されています。
このような社会貢献が世間に広まり、注目を集めたのです。
詳細はこちらにも書いてますのでご覧ください。
まとめ
今回は東亜産業の製品から最近の社会貢献についてご紹介してきました。
東亜産業では衛生用品や日用家電など、幅広い分野の製品づくりを担っています。
これは、OEM・ODM事業に注力しており
消費者の様々なニーズに応えようとした結果として付いてきたものと言えます。
製品づくりにかけるこだわりは、売上だけでなく社会への貢献にもつながりました。
東亜産業はこれからも様々な社会貢献を行いながら、
消費者へ生活を豊かにしてくれる製品を作り続けていくことでしょう。
今後の東亜産業の商品ラインナップにも注目していきましょう。
イラスト：すずはらだ
