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劉凱鵬(渡邊龍志)|東亜産業社長の社外活動を調査!

当記事は暮らしのあるあるを記事にしていますが、企業から取材費及び試供品・お試し品をいただいた上で記事を掲載しています。また、アフィリエイトやその他広告を活用していることもあります。


今回は、東亜産業の代表取締役である劉凱鵬(渡邊龍志)氏が、
コロナウィルス感染防止への援助として、大量のマスクを寄付した件についてご紹介します。

 

今は、世界中でコロナウィルスに猛威に怯えながら生活している状況です。

一時はマスクや除菌関係の道具も入手困難となるほど、大変な思いをしてきました。

そんな環境下でもマスクの寄付や社会貢献を行った人が、劉凱鵬氏です。

間接的にかもしれませんが、
私たちは劉凱鵬氏の取り組みによる恩恵を受けていると言えます。

東亜産業に興味がある人やコロナ禍で社会貢献した人に興味がある人は、
ぜひ参考にしてみてください。

 

 

マスクを寄付した劉凱鵬氏。どこに?どれくらい?

東亜産業で代表取締役を務める、劉凱鵬(渡邊龍志)氏は、
自治体にマスクを合計160万枚寄付しました。

2020年4月9日時点で第6弾までマスクの寄付は行われており、
第1弾では名古屋に10万枚、
第2弾では広島に10万枚、
第3弾では佐賀に10万枚しています。

続く第4弾の東京ではマスク100万枚に加えて、
アルコール入りハンドジェルを5万本も寄付しています。

第5弾では北九州に10万枚、
第6弾では福岡に20万枚のマスクとアルコール入りハンドジェル1万本を寄付しました。

日本全国の様々な地域にマスクを寄贈した活動は市町村からも称えられ、
感謝状を受け取っています。

東亜産業のマスク寄付活動は、
各自治体のホームページはもちろん、メディアでも取り上げられました。

産経ニュースや地域新聞では、
東亜産業が寄付したマスクを県庁職員が運び出す様子や市長との写真が掲載されています。

市長としても感染拡大について市民が大きな不安を抱える時期であったために、
感謝の気持ちが大きかったようです。

目録を受け取った福岡県北九州市の北橋健治市長は
「市民が不安を抱えて暮らす中、とても勇気づけられる」
と言っており、

広島市の松井一実市長は
「非常に頭が下がる思いで、感謝の気持ちでいっぱい。
感染爆発が起こらないように全力で取り組みたい」
とコメントを残していました。

寄付されたマスクは各自治体によって、
窓口対応の職員に配布されたり、高齢者福祉施設に配られたりと利用されています。

一時はマスクの需要と供給のバランスが崩れて、
国が布マスクを各家庭に配布するほどマスク不足に陥っただけに、
東亜産業の大量マスク寄付は大きな社会貢献となったでしょう。

東京都で言えば、他にもマスクの寄贈活動を行った団体は複数ありますが、
数は1万枚や2万枚、多くて15万枚といったところです。

当然、世界的にもマスク不足となったコロナ禍では、
枚数にかかわらずマスクを寄贈すること自体が素晴らしい行為なのですが、
東亜産業の合計160万枚という数字はケタ違いの社会貢献と言えます。

 

 

5年間眠っていた機械を稼働!素晴らしい決断!

なぜ東亜産業は、これほどまでにマスクを大量生産できたのでしょうか?

東亜産業が大量にマスクを供給できた理由は、
5年間眠っていた中国の機械を再稼働させたからです。

東亜産業は、国内と中国に自社工場と協力工場を合計10点所有しています。

2015年頃までは中国の工場でマスク製造をしていましたが、
現在はストップしていました。

しかし、コロナウィルスが猛威を振るってからは劉凱鵬(渡邊龍志)氏も危機感を覚え、
製造ラインを再稼働させる方針を決めたようです。

店頭でマスクの品薄が相次いでいるのを受け、
2020年2月頃からマスク製造は再開されました。

名古屋や広島市、北九州市など全国に大量のマスクを寄贈できた背景には、
この自社製造の取り組みがあります。

マスク製造については、
国からも補助金支援があるなど官民一体となっての増産体制が敷かれましたが、
東亜産業は非常にスピーディーにマスクを製造し出したと言えるでしょう。

コロナウィルスの影響を受けるまで、
日本で販売しているマスクの大半は海外からの輸入製品でした。

約8割のマスクが海外で製造されていたため、
コロナ禍で世界中がマスク不足になった途端、
ドラッグストアや薬局からマスクが消えたのです。

そこには自宅に十分なマスク予備があるにもかかわらず、
コロナ感染の不安から買い占めに走った客の影響もあるでしょう。

コロナに有効なワクチンもなく、日本中が感染のリスクに怯える中、
東亜産業が中国の製造ラインを再稼働させたことは素晴らしい決断と言えます。

青い壁とピンクの花

また、マスクを販売ではなく、寄付した点も賛辞に値します。

東亜産業は、マスク以外にも多くの衛生用品を販売しているため、
やろうと思えばマスクを有料で販売して、利益増加も狙えたでしょう。

マスクが品薄状態であり、ほぼすべての国民が求めていたと言えるので、
販売していればかなりの利益増収へとつながったはずです。

しかし東亜産業の劉凱鵬(渡邊龍志)氏は、
あえて販売ではなく、寄贈という手段を取りました。

自治体が奮闘する様子やイベント自粛による経済的な影響を目の当たりにして、
「何か事態を解消するような、手助けがしたい」と考えたからです。

目の前の利益ではなく、国民の不安を解消し、
勇気を与える方法を選んだ姿勢には、人として見習うべき点があります。

 

 

ところで、東亜産業って何をしている会社?

1996年に創設された東亜産業は、
電気製品や日用雑貨、医療機器、美容関連商品など
幅広いジャンルの製造を手掛ける会社です。

本社は東京都千代田区にあり、代表取締役は劉凱鵬(渡邊龍志)氏です。

東亜産業の強みは3つあり、1つは顧客の希望を満たせる幅広い商品分野です。

強みの2つ目は、多数の製造拠点を持っていることです。

国内の工場としては福岡工場、久留米工場、柳川工場があり、
これら九州内の3つの工場の拠点として
福岡ロジスティクス(福岡物流センター)も構えています。

3つある子会社では、化粧品・医薬部外品の製造、
独自の製法によるニコチンレス電子タバコの製造・販売などが行われています。

7つある中国工場は、
化粧品や電気製品、珪藻土製品、精密機器製品など多数の商品を製造する拠点です。

国内と海外の工場を所有することで、
顧客が望む商品をスピーディーかつ手頃な価格で提供しています。

強みの3つ目は、商品企画から販売までを行うワンストップサービスです。

東亜産業には、商品開発部・デザイン部・品質管理部・営業部の全てが揃っているため、
商品企画からデザイン、販売まで一貫して提供できます。

これにより商品開発がスムーズに進み、価格面でのコストカットも図っています。

 

また、目の付け所に優れた商品にも注目です。

製品ラインナップには、
衛生用品や日用家電、電子タバコ、美容グッズなどがあり、
どれも暮らしにあると便利なものばかりです。

OEM・ODM事業を展開している会社であるため、
オリジナル製品の開発や改善といったことは得意分野と言えるでしょう。

「こんな商品があったらいいな」と消費者が考える商品を開発して、販売しています。

そんな東亜産業の商品を一挙に紹介した記事も書きましたのでぜひ御覧ください。

作る製品が幅広すぎ!株式会社東亜産業の独創性たっぷりな製品に注目!

 

まとめ

コロナの影響を受けて、東亜産業の代表取締役である劉凱鵬(渡邊龍志)氏は、
自治体に合計160万枚のマスクを寄贈しました。

コロナ禍にあってもマスクを大量に製造できたのは、
自社が保有する中国の製造ラインを再稼働させたためです。

劉凱鵬(渡邊龍志)氏の「何か世間の手助けがしたい」という思いから、
販売ではなく、「寄贈した」という点も大きなポイントでしょう。

マスクの品薄状態は、
日本全体に不安を与えていたと言えるので、無料で配布した点には敬意を抱きます。

こういった危機的状況化では、
「何をしてもらうか」よりも「今自分になにができるか」を考えるのが、
人として正しい姿なのかもしれません。

劉凱鵬(渡邊龍志)氏のように大規模な取り組みは難しいかもしれませんが、
個人でできる取組みが何かないか、ぜひ考えてみると良いでしょう。

 

 

イラスト:すずはらだ

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