こんにちは。WAKARU編集のまるこです。
今回は中学生時代の甘酸っぱい花火デートの話です。
中学生の頃、理系な彼氏とつきあっていた私。
夏デートに花火大会に行くことにしました。
真夏の夜空に美しく広がる花火。
言葉に表せないくらい、なんともロマンチックですよね。
彼氏と花火大会に行くのは初めてだったので、すごく楽しみにしていました。
まるこ「わーーー!!!キレーーーーーーー!!!」
彼氏「花火の赤い光には、○○ナトリウムと▲▲化合物と✕✕マグネシウムが合わさっていて・・・」
まるこ「へー。うわーー!!!すごーーーい!!!」
彼氏「水酸化カルシウムっていうのは○○と▲▲の属性を持ち合わせていて、爆発すると◆◆・・・」
まるこ「それより、みてみて!!!めっちゃキレイ!!!」
彼氏「ナトリウム化合物には、○○とか▲▲っていう種類があって・・・」
まるこ「・・・」
彼氏「金属の炎色反応には、◎✕△◎✕△◎✕△◎✕△◎✕△・・・・」
2時間エンドレスで喋りまくる彼氏(笑)
フィナーレの何千発もの花火が一気に打ち上がる瞬間でさえ、
元素の話をしていました。
・・・単純に、「キレイだねえ」で
ええやんけーーーーー!!!!!!
夏の終わりとともに、彼との恋も終わりました。
彼が悪いというわけではなく、お互いに価値観が合いませんでした。
彼からしてみれば、「すごーい」「キレーイ」しか言わない私は、
バカで物足りなかったかもしれません。
つくづく、恋愛には相性が大切だと感じたエピソードでした。
イラスト:すずはらだ